テーマを絞らずブログをスタートさせるということ

思い返せば、ブログをはじめたのはコレで幾つ目だろう。(などと強がってみても片手で数えられる程度でしかないが…。)今まではブログのテーマを決め、それに伴う記事を細々と投稿してきたが、本ブログではテーマを限定せずに綴っていつもりだ。

一般的には、テーマを決めていないブログは読者が集まらないと言われている。(「そもそも誰かに読んでもらいたいとは願っていない」という天邪鬼な考え方は排除する。なぜなら少なからずお金と時間をかけてブログを構築し、ネット上に公開しているのだから、見てもらうことは吝かではないはずだ。)そう考え、今でも運営しているブロクは継続しているが、しがない40代独立願望強のリーマンが、ひとつのテーマに沿った投稿を何年も続けていくのはなかなかどうして難しい。当初は順調であった投稿も、今では週に何回かまで減少している。

このような状態は何故起こるのか?と考えると容易に答えは導き出された。何故なら「人は変わる」から。「変わる」とはダークサイドに落ちたダースベーダーの様な変貌ということもあるだろうが、私自身はそうでない。(と信じている。)趣味趣向の変化や成長という類の変化だ。

この歳になって「成長」という言葉で自身を飾るのは甚だ恥ずかしい限りだが、10代、20代のそれとはスピードの違いこそあれど、亀歩行レベルの速度で進化はできていると感じる。そんなことを思う昨今、過去の自分が何を考え行動してきたか? ということにとても興味が湧いてきた。ライフログ的なブログを数年後、酒のツマミにするのも面白い。こうなるともはやテーマは『自分』になってくる。

思い返せば30数年前。ワクワクしながら両親に連れて行ってもらった未来博「つくば万博」で『20歳になった私へ』という手紙を書くというイベントがあった。当時、小学生であった私は、その時の思いの丈を将来の自分に綴ったが、20歳の私はそれを見て恥ずかしくもあり微笑ましくもあったのは自分の成長を感じたからだろう。

今でもそんな感覚を味わえるのか? そんな思いでちょっとした実験をスタートさせよう。

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