「無知は罪なり」なんてほくそ笑んだ英雄

最近、外出用のノートPCを新しいものに変更した。これまではアルミのスレンダーな薄型軽量のボディをもつ”MacBookAir”で、購入から5年の歳月をたっても役不足は感じていなかったのだが…。唯一、最近ではバッテリーフル充電から2時間程度で「Empty」となってしまうほど電源が弱っていたことだけは問題であったが───。しかし、それはバッテリーを交換・修理すれば済む話で、ハードそのものについてはまだまだ現役バリバリで活躍できるスペックを要していた。そんなことから、ある日「バッテリーの修理をお願いしたい」と申し出た。

会社という組織は摩訶不思議な基準を有しており、本当に必要なものは稟議でフルボッコに闘いを挑むくせに「5年過ぎたのなら…」という減価償却がどうのこうのという社内ルールを遵守し、新品を手配しだした。

まぁ、新しいものをくれるというのであれば貰っておこう───ってことで12inchのMacBookを手配してもらったというわけです。Ritenaです。ハイ

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最近では、何でもかんでもクラウド管理が主流なこともあって新しいパソコンに既存環境を移植することはまったくもって苦にならない。ひと昔前なら、様々に散らばったソフトウェアのメディアを探し片っ端からインストールし、さらに周辺機器のドライバーやフォント、各種設定やパスワード管理の見直しなどを行い、業務をストップし1〜3日かけて環境移行を行っていたと記憶している。ソフトウェアのバージョン互換に問題が出ると最新のドライバーの有無を確認し、ときにはサポートに連絡を入れその問題解決に力を尽くす。

そして、最終的に既存環境と同レベルな構築できないまま、新しいパソコン環境が仕上がりを迎え、作業効率を格段に下げた状態で目前に設置されることになるわけだ。「これなら既存の環境のほうが…。」とディスってみても、その環境は既にドナドナ状態───。運ばれていきましたと───。で何の担当だか知らない誰かに「面倒な人ね」的な目で見られ蔑まれる。(その目つきタマラン…フフフ)

こんなことを何度も経験してきたことで、新しいパソコンを喜べなくなっていた社畜リーマンクリエイターとなった私───。これにより、使い慣れた道具をこよなく愛する、経営者から見ればお金の掛からない有り難い社畜が完成されたわけだ。

しかし、昨今の移植作業はクラウドの恩恵で面倒は殆どない。面倒がないことを直隠し1〜3日は「移行作業中」「問題解決調査中」という雰囲気を出しながらエロサイトでも見て過ごそうと計画を実行している。環境移行が面倒でなくなったと上層部が理解するまでには、あと4〜5年はかかるはずだから…(ΦωΦ)フフフ…。

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