歩き方は靴底の減り方を見ればわかるという。私は踵の後ろ内側が減る傾向にある。確認してみる。
【靴のかかと】後ろが減る → 腹筋と背筋の衰え&腰痛持ちの可能性があります
踵から着地して、足裏全体を引きずるような歩き方をしている人に多い減り方です。こういう歩き方をしている人は、腰を丸くして歩くため腰痛を起し易いタイプです。また腰椎に慢性的な負担が掛かるため、骨の老化が進み狭窄症や変形性腰痛症にもなり易いタイプですので要注意です!
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ふむふむ。腰痛持ちであることは確かだ。猫背───。インナーマッスルの衰えで歩き姿勢が悪いといったところだろうか。スマートなリーマン男子に憧れるオサーンだからこそ、歩き方には注意をしなければならない。踵の後ろ内側が減るという靴底の減りに注目したのも何かのお告げ…。これを機に歩き方を意識してみよう!と課題を掲げる。
キレイな歩き姿を手に入れるためには、何を意識するべきか!?といろいろ調べたところ、「丹田(おヘソの少し下)に力を入れ歩くと良い」というアドバイスに行き着いた。なるほど───。すぐさま実践する。
それにしても無意識にフラフラと歩く社畜の習性を改善し、颯爽と歩くことに意識をはらうのは「かなり大変」なことだと実践して直ぐに感じた。歩くというだけでこんなにも疲れるなんて───。ただでさえ疲れることには目を向けぬように暮らしてきているオサーンなのに…。
さぁ、これは一大事だ。「スマートに歩きたい」→「丹田に力を込めて歩く」→「疲れる」→「疲れたくない」と今ここで葛藤が始まっている。疲れたくない───。さあ、これを解決するためにはどうしたら良いものか…。
社畜である以上、一般的な「疲れ」や「ストレス」といったものに耐性は持っているわけだが、一定以上の疲れを許容するキャパシティは持ち合わせていないわけです。だから、なるべくこれ以上の疲れを受け入れたくない───。これが本音。
では「スマートに歩きたい」という要望を取り下げれば良い。ということになるのだが、それは最終手段として、それ以外に解決方法は残っていないのだろうか?そんなことをブツブツと言葉にならない声を発しながらウツ向き加減でズルズルと足を擦って歩く。
気がつくとまた、靴底の踵の後ろ内側の減りが激しくなっている。こんなことを繰り返し、いつのまにか忘れ、また初めて気づいたかの様に調べたりするんだろう───。