「師走」目前のリーマンの午後の奮闘

今はお昼と夕方の狭間の3時──。昼食後の満腹感から、副交感神経が刺激され眠気が私にウトウト催眠をかけている…。少しでも瞼の緊張をとけば、間違いなく深い眠りに入ってしまうこと間違いなし。

11月も終わり、明日から12月という「師走」の時節───、デスクに座り眠気と戦う余裕があるなんて───。まーまー、これが社畜の特権だ。

本来であれば「眠い」なんてありえないわけですよ。ドタバタと現場を駆け回り、段取りと準備で脳みそをフル回転させ、汗にまみれて仕事をこなさなければならないこの時間帯に「眠い」とは何事か!誰もがそう思うことだろう。なにしろ私が思っているわけだから──。

しかし、この思考も社畜が故の思考か───。正解は何?

しかし、なぜこんなにも眠いのだろう。昨日は早寝をしたわけではないが、深夜・早朝まで何かに夢中になっていて…なんてこともない。普通に床につき、寝返り数回も数えぬままに深い眠りに落ちていた。気がつけば朝───という健康的な睡眠に大満足な状態。それなのに、それなのに。───眠い。

デスク周辺の暖房が程よく心地よく暖かいから…とも考えられる。程よい気温は眠気を誘う───。設定温度23℃。なかなかだ。満腹感と適温、オサーンリーマンの眠気を誘う要素としては十分だ。しかしながら、フロアの温度は昨日も、その前も、社の規定により一定なわけで、今日に限ってここまで眠いのはなぜなのか───。

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昼食は久しぶりに「半ラーメン&半チャーハン」というランチセットを食事処(中華系)でいただいた。ラーメンは、熟考した結果「とんこつ」。昼から「とんこつ」───。だから油ギッシュなオサーンになるんだよ!と自分で自分を叱りつけたいほどだが美味かった。と、この「とんこつラーメン」も今の眠気の最大のトリガーになっているのだろうか───。なんとも口の中に残る「とんこつスープ」の味が、私の副交感神経と相性抜群のようだ。

「じゃあ、突っ伏して寝ちゃえよ!」と私の悪魔がささやき、「いやいや、皆居るんだぞ。怒られるぞ!」と私の天使が慰める。う───ん。う───ん。と頭が揺れだし、眠気もMAXに!キャー!

デスクから立ちあがり、そのあたりをウロウロと歩けば、眠気もどこかに逃げ出すのだろうけど、禁煙歴3年の私にとっては、席を外して行くところなどないわけで…。それでもと…そのあたりをウロウロすれば、会いたくないヤツとか会いたくないヤツに会ったりするわけで…。

人と話をする(発言)が最大の眠気防止となることは、リーマンを20年もやっていれば重々理解していることであるが、ここ最近は、誰とも話さなくても仕事が完了できる体制が作られている。この体制を作ったのは誰だ!私か!

やはりこの体制は、コミュニケーション不足となるし、進捗管理が困難になるし、負荷の分担ができなくなるし、眠くなるからやめよう───。

今そう決めた。

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