ブログ収益をアピり杉なブログ大杉

ブログを書いていると、他のブログの趣向や手法などが気になってくる。『ワレ、我が道を行く───』などとアウトロー気取りの一匹狼キャプテン・ハーロックを意識してみても、隣の芝を覗いてみたくなるのは、「人はひとりでは生きていけない。私はひとりでは息もできない」という食物連鎖の最上位に位置する霊長類の中でも底辺に属するオサーンの現状。

ブロガーの指南書である「ブログ飯」の売上部数が伸びているのは、世の中にブログで生計を立てていこうと考えている人が多いという表れ。そして「ブログで食ってます!凄いでしょ」的なブログが、インターネット上に沸き溢れているという事は、資本主義構造における基本「需要と供給」のバランスが一致していることを改めて認識させられる。また、それだけブログに収益を求めて運営している人が多いということ。

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それにしても、「ブログ収益月額100万円超え!」とか「ブログで売上げ500万!」とか、本当かウソか(まぁ本当なんだろうけれども)、全くリアリティがなく見えるのは私のが世間知らずなだけなのか。

月間PVも「○十万アクセス!」なんて”画面キャプチャー”と合わせ、時には振込明細などと一緒に公開しているブログもある。自分の給与明細を他人に見せるという行為に抵抗がないのだろうか?と昭和生まれのオサーンはそちらの方が心配になる。

記事の内容についての信憑性はともかく、このような記事を読んで「僕も!」「私も!」と夢と勇気を芽吹かせたなら、それはそれで社会的な役割を果たせているとも言えるのだろうが、そのブログの運営者が、たとえ中学2年生だったとしても、同様のモチベーションが掻き立てられるのか?をもう一度考えてみたほうが良いのではなかろうか───。

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