炎上商法なんでものが存在するが、相手を挑発するような手法をとるビジネスは信用に価しない。こんな手法をとるのは一時的な収益を目的としているだけの一攫千金を狙った小童か誠実さの欠片もない目立ちがり屋の小僧だったりする。正しくビジネスを継続していこうと考える企業であれば炎上なんて以ての外と自主規制を施すはずだ。
「18歳で起業20歳で年商3億の起業家」なんていうキャッチコピーを自ら発信し、自己紹介用ホームページにデカデカと登場する若者が本物の起業家なのだろうか?起業数の大小が起業家の基準なのであれば、成功しようと失敗しようと起業さえ何度かすれば誰でも起業家と言いきれる。いわば言ったもん勝ちの世界だ。
彼らはフェイスブックやツイッターで極端な発言を繰り返し、わざわざ目や鼻につくことばかり発信する。これをスルーできない類人に突かれれば「それ来た!」とばかりに過剰な反応で応戦する。これが彼らの戦略だ。こんな目立とう精神ばかりが多性の輩が、人のためになる商品やサービスを本気で提供しようと考えるか?
先のキャッチコピーに偽りがないのであれば「高卒無気力なニートが20歳の時にグレーゾーンの金儲けで大金をつかみ、代表取締役社長という肩書が欲しくて会社を設立しました」っていうのが本当のところじゃない?って思う。
このような自論をブログに投稿し、前記の輩に噛み付かれたいと思っているわけではないのだが、一攫千金の荒い稼ぎ方をあたかもビジネスの指南書的に崇める社会不適合者が多すぎて反吐が出そうだったので遠慮無く出してみた。
自己ブランディングに長け過ぎていることが、今や既に胡散臭い時代なのだよ。自分の評価は自分でするものでなく、また同じ穴の狢にされるのでもなく、目立つことなく誠実で全うに小さな成功を積み上げ継続してきた人たちからいただくもの───。
なんの成約もなく、誰からも束縛されず、圧力もなく、自分のやりたいようにやってきたものの価値が世の中の注目を集めているなんて思い上がり杉良太郎。