どこでもブログ記事を書くことができるシステム(DKS)を開発中

本ブログは「どこでも(D)ブログ記事を書く(K)ことができる」システム(DKS)を開発するため、いくつかのテストを実行している。まずは「どこでも(D)」という条件から、普段持ち歩くモノを思い浮かべ精査した。「財布」「家の鍵」「スマホ」が私の普段持ち歩くマストアイテムだ。3つも選択肢があるなんて、開発者としては嬉しい限り。この3つから「記事を書く(K)」という要件を満たせるモノをセレクトしていくことにする。セレクトには第三者への報告と承認の必要性を考慮し以下の項目ごとに5点満点で採点する。

「記述性」「記憶性」「容易性」「耐久性」「継続性」

財布:「記述性」1点、「記憶性」1点、「容易性」5点、「耐久性」4点、「継続性」5点 =合計16点

最大の難点は「記述性」と「記憶性」が全くないということ。仮に鉛筆を持っていたとしても財布自体に記事を書くことは達成できないし、仮に書けたとしてもそれを何日も記憶しておくことはできないだろう。
しかし、財布の用途を考慮すると、その中身にあるレシートや領収書といった類の紙媒体に記述、記憶が可能との意見もある。これについては、普段携帯するアイテムに鉛筆、もしくはボールペンといったものが追加されることで将来的に満たされる可用性があるとし現段階では提示の通りの採点とする。優位点としては「容易性」「耐久性」「継続性」は最高水準であるということだ。アイテム自体の素材が革製だった場合、特別なことがない限り半永久的に存在が可能であるし、「容易性」でみると幼い子供からご老人まで、誰でも使用可能というのは強みである。

家の鍵:「記述性」2点、「記憶性」1点、「容易性」3点、「耐久性」5点、「継続性」5点=合計16点

財布と比べ「記述性」が増えたのは、記述される側ではなく『する側』としての使い方に評価点がつけられたということだ。黒板で例えると、財布=黒板、鍵=チョークという位置づけとなる。とはいえ、黒板に傷をつけるという行為は「耐久性」に大きな影響を与える事になり推奨はできない。また、他の物を黒板に見立てても、それを持ち歩くことができなければ「記憶性」は皆無である。「容易性」の評価が高くないのは、昨今の複雑化が影響したようである。一般的な金属の鍵やカードキーが存在し、使い方も「刺す」「かざす」など多様化していることで老若男女をターゲットと考えると妥当な採点だろう。「耐久性」「継続性」は満場一致で最高点であった。

スマホ:「記述性」5点、「記憶性」4点、「容易性」3点、「耐久性」1点、「継続性」1点=合計15点

「記述性」は文句なしの満点であるが、それ以外が足を引っ張るカタチとなった。『記憶性」は他のアイテムよりは高いが、操作ミスや電力消費の影響から意図しない不具合の発生は免れない。「容易性」については、スマホに限らずパソコンにアレルギーのある世代がまだまだ多く存在することからちょうど中間の値となっている。そして最大の弱点が「耐久性」と「継続性」だ。ちょっとした水難で起動不能るばかりか、落下や衝撃にも強度が低い。また、充電池の不足から継続性は他のアイテムと比較もできないほどに長期使用ができないというデメリットは隠しようがないところだ。

この報告通り、DKSの開発は「財布」と「家の鍵」で進めていこうと考える。いかがでしょうか。ご意見をいただけると幸いでございます。

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